【自作PC】誰でもできる電源容量の決め方!

 今回は自作PCのパーツ選びで少し難しい「電源容量の決め方」について紹介していきたいと思います!

 このページを見ながらやれば誰でも簡単にできるので初心者の方も試してみてください!

 ※電源以外のパーツは全て選び終わってる状態を想定しています。

電源容量の決め方

 電源容量を決めるのに、筆者は以下のサイトを利用しています。

Power Supply Calculator – PSU Calculator | OuterVision

 上記のリンクからページを開き、以下のように操作してみてください。

 まず、ExpertとBasicの2つのタブがありますが、ここでは出来るだけ正確に電源容量を算出するために “Expert を選んでおいてください。

  • 以下、それぞれブロックごとのオプション選択

Motherboard

  • 一般的なデスクトップPCなら “Desktop
  • サーバー用PCなら “Server
  • Mini-ITXで組もうと思っている方は “Mini-ITX

 Motherboardブロックは、もし分からなければ “Desktop” を選んでおけば大抵問題はないでしょう。

CPU

  1. CPUを積む個数を入力
  2. CPUの種類を入力し候補から選択
  3. OC(オーバークロック)用のクロック/電圧を調節(OCする方のみ)

 CPUブロックは、一般的なPCではCPUは1個なので最初のオプションは「1」、サーバー用なら積む個数を選択してください。

 そして右側に入力欄があるので、半角でCPUの数字など、一部の名称を入れるだけで下に候補が出てくるのでその中から選んでください。
⇒自動でデフォルトのクロック/電圧が設定されます。

 最後にクロック/電圧ですが、将来的にOCを検討している方はこちらで予定しているクロックを指定しておいてください。

CPU Utilization

  • CPU使用率のこと
  • 100% TDP” または “90% TDP(recommended)” でOK!

 CPU Utilizationブロックは、タスクマネージャーのパフォーマンスタブなどから見ることができる「CPU使用率」のことで、一般的な使用方法で100%張り付きということはあまりないとは思いますが、フル稼働時の必要電源容量を計算するために、筆者の場合は最大の100%にして計算しています。
※誤差の範囲

Memory

  1. メモリの個数を入力
  2. メモリ容量&種類を選択
  3. FB DIMMs?” ⇒ DDR3以降であればチェック不要

 Memoryブロックは、サーバー機などではない限り上段の項目だけ使用すれば良いでしょう。

 個数は、デュアルチャンネル(メモリ2枚)の場合は最初のオプションで「2」、4枚使用する方は「4」を選んでください。

 例として「DDR4の4GBメモリ2枚:計8GB」の場合、「最初のオプション:2, 次のオプション:4GB DDR4 Module」となります。

 ”FB DIMMs?“オプションは、DDR2の頃までFB-DIMMというものがありましたが、DDR3の頃からなくなったものなので最近のものは気にしなくても良いでしょう。
※古いメモリの場合は必要に応じて調べてみてください。

Video Cards – Set 1 / Set 2

  1. ブランド(メーカー)を選択(AMD または NVIDIA)
  2. 使用するGPUの個数を選択
  3. GPUの種類を選択
  4. 複数のGPUを使用する場合は “(SLI / CF)” にチェック
  5. OC用のクロック/電圧/メモリクロックを調節(OCする方のみ)

 Video Cardsブロックは、グラフィックスボード、グラボ、ビデオカード などと呼ばれているGPUの項目になります。

 Set 1とSet 2がありますが、一般用とではSet 1のみで十分でしょう。

 基本的にはCPUブロックと同様にオプションを選択していってください。

 ”(SLI / CF)” とは、マイニングなどで需要が伸びている複数のGPUを同時に使用する技術のことです。

 それぞれNVIDIAの場合はSLI(Scalable Link Interface), AMDの場合はCF(CrossFireまたはCrossFireX)のことを指します。

 OCする予定の方は、クロック、プラスで盛る電圧、メモリクロックの調節も忘れずに指定しておいてください。

Storage

  1. 1つ目のストレージ個数を選択
  2. 1つ目のストレージ種類を選択
  3. ○つ目のストレージ個数を選択(別の種類のものを積む場合)
  4. ○つ目のストレージ種類を選択(別の種類のもの積む場合)

 Storageブロックは、積む個数/種類に応じて選択していってください。

 例として「SATA SSD 250GB 1個」と「5400回転(5400RPM = 5.4K PRM)のSATA HDD 1TB 2個」を積む場合、「1つ目のストレージ個数/種類:1/SSD, 2つ目のストレージ個数/種類:2/SATA 5.4K RPM, 3つ目のストレージ個数/種類:空(未選択)」となります。

Optical Drives

  1. 1つ目の光学ドライブ個数を選択
  2. 1つ目の光学ドライブ種類を選択
  3. 2つ目の光学ドライブ個数を選択(別の種類のものを積む場合)
  4. 2つ目の光学ドライブ種類を選択(別の種類のものを積む場合)

 Optical Drivesブロックは、Storageブロック同様、積む個数/種類に応じて選択していってください。

PCI Express Cards / PCI Cards

  1. 1つ目の拡張カードの個数を選択
  2. 1つ目の拡張カードの種類を選択
  3. 2つ目の拡張カードの個数を選択(別の種類のものを積む場合)
  4. 2つ目の拡張カードの種類を選択(別の種類のものを積む場合)

 PCI Express Cards / PCI Cardsブロックは、「サウンドカード」や「ネットワークカード」、「TVチューナー」といった拡張カードのオプションを選択できます。

 もし拡張カードを使用するという方は、こちらもStorageブロック同様、積む個数/種類に応じて選択していってください。

Keyboard / Mouse

  1. キーボードの個数を選択
  2. キーボードの種類を選択
  3. マウスの個数を選択
  4. マウスの種類を選択


種類

  • RazerやLogicoolなど、多機能なものを使用する方は “Gaming
  • BUFFALOやELECOMなど、一般的なマウスを使用する方は “Standard
  • サーバー機など、キーボード/マウスを接続せずに使用する方は “No

 それぞれ、No, Standard, Gaming の3つから選ぶことができます。

 一概には言えませんが、大体メーカーや機能で判別することができます。

 メーカーがゲーミングと謳っているものは”Gaming”にしておけば良いでしょう。

Other Devices (USB, LED, Controllers, etc.)

  1. 1つ目のデバイスの個数を選択
  2. 1つ目のデバイスの種類を選択
  3. ○つ目のデバイスの個数を選択(別の種類のものを積む場合)
  4. ○つ目のデバイスの種類を選択(別の種類のものを積む場合)

 Other Devicesブロックは、キーボード/マウスを除いたファンコントローラーやLEDライトなどのデバイスのオプションを選択できます。

 もし選択肢の中に使用するものがあれば選択しておいてください。

Fans

  1. 1つ目のファンの個数を選択
  2. 1つ目のファンの種類を選択
  3. ○つ目のファンの個数を選択(別の種類のものを積む場合)
  4. ○つ目のファンの種類を選択(別の種類のものを積む場合)

 Fansブロックは、PCを冷却するファンのオプションを選択できます。

 こちらにCPUファン/ケースファンといったPCで使用するファン全て入れると良いと思います。

Liquid Cooling Kit

  1. 1つ目の水冷キットの個数を選択
  2. 1つ目の水冷キットの種類を選択
  3. 2つ目の水冷キットの個数を選択(使わないとは思いますが、別の種類のものを積む場合)
  4. 2つ目の水冷キットの種類を選択(使わないとは思いますが、別の種類のものを積む場合)

 Liquid Cooling Kitブロックは、水冷キットを使用する方で、空冷のみの場合は必要ありません。

 水冷キットを使用する方は自分の使用するものを選択しておいてください。

Liquid Cooling Pump

  1. 1つ目のポンプ(水冷)の個数を選択
  2. 1つ目のポンプ(水冷)の種類を選択
  3. 2つ目のポンプ(水冷)の個数を選択(使わないとは思いますが、別の種類のものを積む場合)
  4. 2つ目のポンプ(水冷)の種類を選択(使わないとは思いますが、別の種類のものを積む場合)

 Liquid Cooling Pumpブロックは、水冷のクーラーを使用するときに必要となるポンプのオプションが選択できます。

 こちらのオプションも空冷のみの場合は必要ありません。

Monitor

  1. モニター(ディスプレイ)の枚数を選択
  2. モニター(ディスプレイ)の種類を選択

 Monitorブロックは、電源容量の計算には関わってきませんが、停電時に対応できるUPS(無停電電源装置)の算出に使用されます。

 電源容量のみの算出で良い場合は無視しても良いです。

Computer Utilization Time

  • 1日のPC使用時間のこと
  • 1日で使用する大体の時間でOK!

 Computer Utilization Timeブロックは、経年劣化も計算に入れて最適な電源容量を算出するためのオプションです。

 大体の時間でも入れておくと良いでしょう。

Gaming/Video Editing/3D Rendering Time

  • 1日のゲーム/動画編集/3Dレンダリング時間のこと
  • 1日で使用する大体の時間でOK!

 Gaming/Video Editing/3D Rendering Timeブロックは、ゲーム/動画編集/3Dレンダリング時間によってPCにかかる負荷が増大することを加味して算出するオプションのようですが、このオプションで電源容量は変わらないようなので適当な時間でも良いでしょう。


 以上の全ての項目が確認できたら一番最後にある “CALCULATE” をクリックしてください。

 結果はそれぞれ、以下のようになっています。

Load Wattage ⇒ 最大負荷
Recommended UPS rating ⇒ 推奨UPS定格ボルトアンペア
Recommended PSU Wattage ⇒ 推奨電源ユニット(PSU) ワット数

 PCにかかるワット数は一番最後の「Recommended PSU Wattage」に表示されているものになります。

 よって、Recommended PSU Wattageより多い電源容量のものならば足りるということが分かります。

 筆者的電源容量の選び方は、このサイトを使って算出されたRecommended PSU Wattageに1.5を掛けた容量の電源ユニットを選んでいます。

 この選び方で選んでおけば大抵問題はないでしょう。

 以下、例としてハイエンドゲーム向けPCスペックの構成で、今回のサイトを使用したときの画面を載せておきます。

スペック
CPU Intel Core i7-8700K
GPU NVIDIA GeForce GTX1080 Ti 11GB
メモリ 16GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/8GBx2/2チャネル)
ストレージ SSDx1:500GB/HDD:1TBx3(5400RPM)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
サウンドカード 7.1ch対応サウンドカード
キーボードマウス 共にRazer製
CPUクーラー Corsair Hydro H115i
ケースファン 計4個
モニタ 24インチモニタ
想定時間 PC起動時間:1日8時間/ゲームプレイ時間:1日4時間


 この場合、553Wと出たので、850W程度の電源ユニットが欲しいところ といった感じになります。

まとめ

  • こちらのサイトを使用すれば簡単に必要電源容量が分かる!
  • 筆者的に電源ユニットは必要電源容量を1.5倍したものが望ましい!
  • 初心者でも簡単に使える!

 以上、「【自作PC】誰でもできる 電源容量の決め方!」 でした!

 今回紹介したサイトを利用すれば誰でも簡単に電源容量を決めることができます!

 今までこのサイトを利用したことが無かった人も利用してみると簡単に必要な電源容量が分かるのでおすすめです!

 その他不明な点などあればコメント欄にお書きください。

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